“枝村”の読み方と例文
読み方割合
えだむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仁位にい村大字曾にも字田舎及び字浜がある。ともに以前のいわゆる枝村えだむらである。これらの田舎に対立する浜はおそらくは船附場の町屋あるいは漁民部落であろう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
従来の土地を耕作したのみでは生活が保ち切れないとなると、新たに荒地を開いて出村でむら枝村えだむらをつくる。
『三州志』などを見ると、加州藩では他の諸国で出村でむら分郷わけごう枝村えだむらといい、越前でえだなどといっていた小部落を垣内と公称し、何郷何箇村及び垣内幾箇処などと録している。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)