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果物籠
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くだものかご
ふりがな文庫
“
果物籠
(
くだものかご
)” の例文
ちょうど、鄆哥は
空
(
から
)
になった
果物籠
(
くだものかご
)
を肩に掛けて、わが家のかどに帰って来たところ。ヘンなおじさんが二人、
佇
(
たたず
)
んでいたので
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後年服毒した夜には、隣室に千疋屋から買って来たばかりの
果物籠
(
くだものかご
)
が静物風に配置され、画架には新らしい画布が立てかけられてあった。私はそれを見て胸をつかれた。
慟哭
(
どうこく
)
したくなった。
智恵子の半生
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
果物籠
(
くだものかご
)
、花束等を方々から貰う。関田町のマダムが見え、自分の夫と同病であることを知って大いに同情してくれる。そして、これも家の庭に咲いたのですと云ってライラックの花を置いて行く。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その
鄆哥
(
うんか
)
は、毎日、
果物籠
(
くだものかご
)
を頭に載せ、足ははだしで
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“果物”で始まる語句
果物
果物屋
果物店
果物籃
果物入
果物盃
果物圃
果物採
果物畑
果物畠