板野いたの)” の例文
そしてその山見廻りは、麻植おえ板野いたのの里あたりの原士はらしが交代で詰めることになっている。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桐井角兵衛は罪人の揚屋あがりやを預かり、手代手先の下役を使って、阿波全土の十手を支配している役儀上、いやとはいえないで、すぐに人相書を十数枚複写させ、それを美馬みま海部かいふ板野いたの
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)