東舎人あずまのとねり)” の例文
しかしてこれ実に中世以後家人けにんもしくは郎等の称をもって知らるる武士その物と性質を一にす。奈良朝における中衛府の兵士これを東舎人あずまのとねりと称す。東人あずまびとをもって組織せる兵士の義なり。
武士を夷ということの考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)