木銭宿きせんやど)” の例文
朝日のさすのに裸体はだかでも歩けないから、宿しゅく取付とりつきに古着屋がありますから、百五十文出して襦袢を一枚買って、帯がないから縄を締め、あまる銭で木銭宿きせんやどへ泊り
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)