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木花咲耶姫
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このはなさくやひめ
ふりがな文庫
“
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)” の例文
富士のお山のご神体
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)
にお縋りして、その
灼然
(
あらたか
)
のお力で少しでも躰のよくなりますようにと、お百度を踏んでおりますので。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
妹姫、
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)
の名にし負う艶麗なるにひきかえて、極めて醜婦であった磐長姫——
瓊々杵尊
(
ににぎのみこと
)
から恋せられた妹姫の添え物として、父から贈られたこの醜女の
磐長姫
(
いわながひめ
)
。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
また同じく国津神の
大山祇神
(
おおやまづみのかみ
)
は、娘の
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)
を尊の
御妃
(
おきさき
)
として奉ったのであります。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
富士の山仕舞いの日に
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)
へお礼のために、家々の門口に、丈余の高さに
薪
(
まき
)
を積み上げ、それに火を点じて、おのおの負けず劣らず
火焔
(
かえん
)
の猛烈を競うのだそうであるが、私は
服装に就いて
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ねがはくは若き
木花咲耶姫
(
このはなさくやひめ
)
わが心をも花にしたまへ
註釈与謝野寛全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
咲
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
耶
漢検準1級
部首:⽿
9画
姫
常用漢字
中学
部首:⼥
10画