“木臭”の読み方と例文
読み方割合
きぐそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「女房は新しい飯櫃めしびつのような物——と誰やらいった。使いこまぬうちは木臭きぐそうて役には立たぬし、古くなればタガがはずれたがる。だが良人も良人だ。時折、反省いたそう」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)