“木瘤”の読み方と例文
読み方割合
きこぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼が、先刻まで誇っていた社会的位置に対する遠慮もなかった。彼はかしの木に出来る木瘤きこぶのようなてのひらを握りしめながら、今にも青年に飛びかゝるような身構えをしていた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
こは生きて動ける大いなる木瘤きこぶ