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木槵樹
ふりがな文庫
“木槵樹”の読み方と例文
読み方
割合
もくろじゅ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もくろじゅ
(逆引き)
梟
(
ふくろう
)
は
木槵樹
(
もくろじゅ
)
の梢を降りて来た。そして、
嫁菜
(
よめな
)
を踏みながら
群
(
むらが
)
る
薏苡
(
くさだま
)
の下を
潜
(
くぐ
)
って
青蛙
(
あおがえる
)
に飛びついた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
そのとき、一人の
痩
(
や
)
せた若者が、
生薑
(
しょうが
)
を噛みつつ
木槵樹
(
もくろじゅ
)
の下へ現れた。彼は破れた軽い
麻鞋
(
おぐつ
)
を、水に浸った
俵
(
たわら
)
のように重々しく運びながら、次第に草玉の茂みの方へ近か寄って来た。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
木槵樹(もくろじゅ)の例文をもっと
(1作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
槵
部首:⽊
15画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
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