“木槵珠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ずずだま50.0%
ずゞだま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
随分ころりと来るであろう、きさまのろけた小蝶こちょうさまのお部屋ではない、アッハハハと戯言おどけを云えばなお真面目に、木槵珠ずずだまほどの涙を払うその手をぺたりと刺身皿さしみざらの中につっこみ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
随分ころりと来るであらう、汝が惚けた小蝶さまの御部屋では無い、アッハヽヽと戯言おどけを云へば尚真面目に、木槵珠ずゞだまほどの涙を払ふ其手をぺたりと刺身皿の中につつこみ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)