“朝糧”の読み方と例文
読み方割合
あさがて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本軍の高氏軍は、鳴海なるみで野営したが、未明にはもうそこを立って、兵馬の朝糧あさがては熱田に着いてとらせている。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
物代ものしろは何なりと与えるが、従者どもに朝糧あさがてを。また、おあるじには、白粥しらがゆなとさし上げて給わるまいか
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)