“有職”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうそく50.0%
ゆうしょく25.0%
イウソク25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俊成はその方はすでに無能力者なので、彼は借りられるだけ古い日記類を借り写して、独力で有職ゆうそくの学問をした。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
何も皆よいというわけにゆきませんが、品位の高い品が今も作られます。有職ゆうしょくものから各派の舞扇まいおうぎ祝扇いわいおうぎから不断遣ふだんづかい、男もの、女もの、いずれにも典雅なものが用意されます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
師直に有職イウソク師範の高家カウケ衆の行儀を見ようとする江戸の忠臣蔵に対して、殺伐乱離の戦国出世の卑陋な俄大名として書かれた太平記世界の一実悪である。
実川延若讃 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)