“有機体（ゆうきたい）” の例文

旧字：有機體

私（わたくし）の考（かんがえ）ではこれがそもそも生活（せいかつ）と名（な）づくべきものだろうと。また有機体（ゆうきたい）が下等（かとう）に成（な）れば成（な）るだけ、より少（すくな）く物（もの）を感（かん）ずるのであろうと、それ故（ゆえ）により弱（よわ）く刺戟（しげき）に答（こた）えるのである。

六号室 (新字新仮名) ／ アントン・チェーホフ(著)

“有機体（有機体論）”の解説

有機体論（ゆうきたいろん、英:organicism ）とは、生命現象の基本を、部分過程がorganize（組織・編成）され、その系（システム）に固有の平衡または発展的変化を可能にする点に認める立場である。
有機体論は、生命現象とは、有機体の構成物質と過程が特定の結合状態・秩序にあるときに（のみ）可能なものであること、すなわちSystemeigenschaften（その系に具わる特性)である、ということに力点を置く。
20世紀前半では、L.ベルタランフィー、ウッジャー（Joseph Henry Woodger)、W.E.リッター（William Emerson Ritter）、Edna.W.Baileyらによって論じられた。その後も現在にいたるまで、多くの賛同者がいる。
(出典:Wikipedia)

有	常用漢字 小３ 部首:⽉ 6画
機	常用漢字 小４ 部首:⽊ 16画
体	常用漢字 小２ 部首:⼈ 7画