トップ
>
書下
>
かきおろ
ふりがな文庫
“
書下
(
かきおろ
)” の例文
あの『
綴合於伝仮名書
(
とじあわせおでんのかながき
)
』というのは、いつだったかねえ、お伝の
所刑
(
しょけい
)
は九年ごろだったから——十一、二年ごろに
菊五郎
(
ごだいめ
)
が
河竹黙阿弥
(
かわたけもくあみ
)
さんに
書下
(
かきおろ
)
してもらって
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
泉先生の『婦系図』のなかに「湯島の境内」という一ト幕が
書下
(
かきおろ
)
されたからである。
上野界隈
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
『三題噺魚屋茶碗』というしばいは序幕の「両国船中の場」と「同西河岸の場」とだけ……ということは『
時鳥水響音
(
ほととぎすみずにひびくね
)
』としてはじめに
書下
(
かきおろ
)
された部分だけ……が有名であとから書足された二幕目以下は上演される機会もすくなく人気にも乏しい。
上野界隈
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“書”で始まる語句
書
書物
書肆
書籍
書翰
書付
書生
書棚
書割
書斎