“曲路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かあぶ50.0%
まがりみち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山の曲路かあぶに煤けた吹き溜りの雪がやうやく蒼空に消え失せるときはもう五月、明るい空を山一杯にほつと仰ぐともう夏の盛りが来てゐた。
黒谷村 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
来る路に、龍然が残骸をねせたあの曲路かあぶでも、二人は休まずに通りすぎた。
黒谷村 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
なぞ曲路まがりみち
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)