“曲廊”の読み方と例文
読み方割合
きょくろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この上は、まだ華雲殿の内かもしれぬと、諸侯ノ間、侍者ノ間、石庭せきてい曲廊きょくろうまでを探しあるいた。すると、小御所の控えびさしに、ひとり寂然じゃくねんと坐っている女性があった。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)