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暗夜
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くらやみ
ふりがな文庫
“
暗夜
(
くらやみ
)” の例文
円
(
まる
)
に
桔梗
(
ききょう
)
の紋を染めた、
厳
(
いか
)
めしい
馬乗提灯
(
うまのりぢょうちん
)
が、
暗夜
(
くらやみ
)
にほのかに浮くと、これを捧げた手は、灯よりも白く、黒髪が
艶々
(
つやつや
)
と映って、ほんのりと
明
(
あかる
)
い顔は、お町である。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小平は刀の
血
(
のり
)
を死骸の着物で拭い、鞘に納め、
暗夜
(
くらやみ
)
ながらぴか/\する
黄金
(
こがね
)
の光を
見当
(
みあて
)
に掻き集め、無茶苦茶に手拭に包んだり
袂
(
たもと
)
へ入れたりして、丹治の死骸を川中へ蹴落し、又悪党でも親子の情で
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“暗夜”の意味
《名詞》
光のない暗い夜。
(出典:Wiktionary)
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“暗夜”で始まる語句
暗夜行
暗夜白狐退治事