トップ
>
智慮
ふりがな文庫
“智慮”の読み方と例文
読み方
割合
ちりょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちりょ
(逆引き)
従って、羽柴どのに対しては、その
智慮
(
ちりょ
)
を
敢
(
あ
)
えて敬して、共に、平和を賀するほかはないのじゃ。謀略の平和、偽装の平和などと、ゆめ、
罵
(
ののし
)
っては相成るまい
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうしてその準備もまた歴代の少年少女が、大切に積み重ねて姥翁になってから、後に来る者に引継いで行ったものばかりでいわゆる
智慮
(
ちりょ
)
ある人々は一向にこれに干渉していないのであった。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
とつこうつ日頃の
智慮
(
ちりょ
)
をしぼっている
面持
(
おももち
)
は誰にもあるが、依然、声もない刻々が重くるしくつづいていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
智慮(ちりょ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“智慮”の意味
《名詞》
賢い考え。
物事を深く考える能力。
(出典:Wiktionary)
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
慮
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“智”で始まる語句
智慧
智
智恵
智嚢
智識
智者
智慧者
智利
智謀
智恩院
検索の候補
無智浅慮
“智慮”のふりがなが多い著者
柳田国男
吉川英治