智子ともこ)” の例文
「ナカ/\気むずかしいんでございますよ。私が見て申分ない方でも、一寸したことで落第になります。智子ともこの婿の同僚は何うやら失策しくじったようでございます」
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
おつみは、後に、名を智子ともことかえ、三好武蔵守一路みよしむさしのかみかずみちとついで、三人の男子を生み、長男三好秀次は、もう成人して、先頃の長久手ながくての合戦にも出て、一方の責任を持たされる程にもなっている。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「然うおあおりになっては困ります。智子ともこの時で懲りてるじゃございませんか?」
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)