“晴晴”の読み方と例文
読み方割合
はればれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎの日、熊さんが、三回目の水を揚げたポンプのところへやってくるとその草は、素晴らしい黄いろい花を咲かせて、太陽の方へ晴晴はればれと向いているのでした。
国の家には、旧藩時代に殿様がおいでになったという茶席がある。寒くなってからも蚊がいて、気の詰まるような処であった。それにこの家は茶掛かったこしらえでありながら、いかにも晴晴はればれしている。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)