“星馳”の読み方と例文
読み方割合
せいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孫は報を得て星馳せいち入洛し、師の病牀に侍したのであつた。当時江戸にある兄清川玄道徴は三十七歳、京都にある弟多峰安策孫は二十六歳であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
力ある弧状を描いて走るその電光のここかしこに本流から分岐して大樹の枝のように目的点に星馳せいちする支流を見ることがあるだろう。あの支流の末は往々にして、黒雲にまれて消え失せてしまう。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)