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明珠
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めいしゆ
ふりがな文庫
“
明珠
(
めいしゆ
)” の例文
大名ある
所以
(
ゆゑん
)
なり。然りと
雖
(
いへど
)
も佐佐木君は
東坡
(
とうは
)
再び出世底の才人、枝山等の遠く及ぶ所にあらず。この人の文を猥談と呼ぶは
明珠
(
めいしゆ
)
を
魚目
(
うをめ
)
と呼ぶに似たり。
八宝飯
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ガラツ八が案内したのは、
讃州志度
(
さんしうしど
)
の
海女
(
あま
)
の見世物、龍王の
明珠
(
めいしゆ
)
を取つた、王朝時代の傳説にかたどり、水中に藝をさせるのが當つて、その頃江戸中の評判になつた興行物の一つでした。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この曲玉は
馬琴
(
ばきん
)
が、
八犬伝
(
はっけんでん
)
の中で、
八百比丘尼妙椿
(
やおびくにみょうちん
)
を出すのに借用した。が、
垂仁朝
(
すいにんちょう
)
の貉は、ただ
肚裡
(
とり
)
に
明珠
(
めいしゆ
)
を蔵しただけで、後世の貉の如く
変化
(
へんげ
)
自在を
極
(
きわ
)
めた訳ではない。
貉
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
“明珠”で始まる語句
明珠百斛