“早筍”の読み方と例文
読み方割合
はやたけのこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田辺の家に近く下宿住居する兄の民助のことをも考えた。それらの目上の人達からまだ子供のように思われている間に、彼の内部なかきざした若い生命いのちの芽は早筍はやたけのこのように頭を持上げて来た。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)