旦突だんつく)” の例文
「大きにそうだ。雨の前から来ていて、帰って来る旦突だんつくを蔵へ誘入おびきいれ、仕事すまして板伝い——か。」
わたしがこれだけ口説いているのに、あの旦突だんつくは何故身請してくれないのだろう」
鼻の表現 (新字新仮名) / 夢野久作(著)