日日ひび)” の例文
森羅万象日日ひびあらたにして、いつしか春過ぎ夏来ると雖も、流離の涙しかすがに乾く暇なく、飛ぶ鳥の心いや更にはるる空なし。
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ああ天下の事日日ひびに非なりだ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
芽生めばえ日日ひびして
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
父母の日日ひびのなげきも事古りぬさはさりながら我の貧しさ
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)