旅按摩たびあんま)” の例文
さて此の若江のうち宗桂そうけいというごく感の悪い旅按摩たびあんまがまいりまして、わたくしは中年で眼がつぶれ、誠に難渋いたしますから、どうぞ、御当家様はお客さまが多いことゆえ、療治をさせて戴きたいと頼みますと
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)