“方丈記”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうじょうき66.7%
はうぢやうき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さだめし、以前は、方丈記ほうじょうきの筆者みたいな人物が、人間の世に、見きりをつけて、四季を友に送っていたような家かもしれない。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の文学は、本質的に我が『方丈記ほうじょうき』や『徒然草つれづれぐさ』のたぐいと同じく、仏教的無常観によった『遁世者とんせいしゃの文学』であり、ヘルン自身がまた現実の『遁世者』であった。
僕「これですか? これは『方丈記はうぢやうき』ですよ。僕などよりもちよつと偉かつたかも長明ちやうめいと云ふ人の書いた本ですよ。」
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)