“ほうじょうき”の漢字の書き方と例文
語句割合
方丈記100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さだめし、以前は、方丈記ほうじょうきの筆者みたいな人物が、人間の世に、見きりをつけて、四季を友に送っていたような家かもしれない。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の文学は、本質的に我が『方丈記ほうじょうき』や『徒然草つれづれぐさ』のたぐいと同じく、仏教的無常観によった『遁世者とんせいしゃの文学』であり、ヘルン自身がまた現実の『遁世者』であった。