“貞丈雑記”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていじょうざっき50.0%
ていぢやうざつき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石口十兵衛からその話を聞いたとき、手前はすぐ、こりゃあ『貞丈雑記ていじょうざっき』にある例の故事だと気がついた。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
貞丈雑記ていぢやうざつきに、湯を召さするに常のきぬの上に白き生絹きぎぬそのしろき生絹のを、湯巻ともいまきともいふなり。こは湯のしたたりの飛びて衣を濡すを防ぐべきための衣なり、とあり。俗に婦人の腰に纏ふ処の
当世女装一斑 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)