“新前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんめえ33.3%
しんまい33.3%
しんまえ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新前しんめえは大抵二番坑か三番坑で働くんだ。よっぽど様子が分らなくっちゃ、ここまで下りちゃ来られねえ」
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「ふん、なるほど、貴様は正直者だ、言いつかった通りを、客の前で言ってしまうのは、正直者でもあり、新前しんまいでもあるな。いったい、いつ、どっちの方から、この店へ来た」
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「いいえ、清月さんの抱えではありません、これでも新前しんまえ自前じまえなのよ」
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)