“新佃島”の読み方と例文
読み方割合
しま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木橋もくきょう相生橋あいおいばしに潮がさしてくると、座敷ごと浮きあがって見えて、この家だけが、新佃島しま全体ででもあるような感じに、庭の芝草までが青んで生々してくる、大川口おおかわぐちの水ぎわに近い家の初夏だった。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)