斑々はだらはだら)” の例文
折々、サヤサヤと花のこずえが鳴り、さくもない倉院の満庭はただ斑々はだらはだらな落花の静寂しじまであった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)