支那船サンパン)” の例文
緩るい船脚を続けながら支那船サンパンしのいで行き過ぎたが、ほんの五、六間行き過ぎた時一つの不思議が行われた。と云うのはそれは他でもない。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
すると、今度は、彼の足もとの、支那船サンパンの中から同じような青色の燈火あかりが浮かび出たが、空中で五、六回揺れた後でそのままフッと消え去った。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
二隻の支那船サンパンが商船の腹へピタリと横付けにくっつくや否や素早く縄梯子は投げられた。猿のような早さでその商船へ彼らの一団は乱れ入った。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)