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擬作高
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ぎさくだか
ふりがな文庫
“
擬作高
(
ぎさくだか
)” の例文
評判のある
葺屋
(
ふきや
)
町の色小姓でさえ、主水の前へ出ると
袖
(
そで
)
で顔を
蔽
(
おお
)
って恥らうというほどの美少年だったので、
寵愛
(
ちょうあい
)
をうけて
近習
(
きんじゅ
)
に選ばれ
擬作高
(
ぎさくだか
)
百石の
思召
(
おぼしめし
)
料をもらった。
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その子
宇平太
(
うへいた
)
は始め越中守
重賢
(
しげかた
)
の給仕を勤め、後に
中務大輔治年
(
なかつかさたいふはるとし
)
の
近習
(
きんじゅ
)
になって、
擬作高
(
ぎさくだか
)
百五十石を給わった。次いで
物頭列
(
ものがしられつ
)
にせられて
紀姫
(
つなひめ
)
附になった。文化二年に致仕した。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
擬
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“擬作”で始まる語句
擬作金