トップ
>
擦痕
ふりがな文庫
“擦痕”の読み方と例文
読み方
割合
さっこん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっこん
(逆引き)
山崎理学士は信州白馬岳の
葱平
(
ねぶかっぴら
)
(海抜約二千九百米突)近傍において、
擦痕
(
さっこん
)
ある岩壁を見られ、それを氷河の遺跡と判断せられて、表面が丸く滑っこく、その上に擦痕があるのを特徴に挙げた。
高山の雪
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
閃光の
擦痕
(
さっこん
)
に汗をためてツルハシの手をやすめる労働者はゆめみる
原爆詩集
(新字新仮名)
/
峠三吉
(著)
擦痕(さっこん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“擦痕”の解説
擦痕(さっこん)とは、運搬岩屑によって基盤岩の表面がこすられ刻まれた擦り傷、溝のことを指す。中でも直線的な形のものは、条痕、条線とも言い表される。擦痕が形成される要因は様々であり、断層運動によるもの、氷河の浸食作用によるものなど、多くの事例が確認されている。
(出典:Wikipedia)
擦
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
痕
常用漢字
中学
部首:⽧
11画
“擦”で始まる語句
擦
擦違
擦剥
擦付
擦傷
擦合
擦寄
擦過傷
擦抜
擦硝子
“擦痕”のふりがなが多い著者
峠三吉
小島烏水