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擡上
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もちあ
ふりがな文庫
“
擡上
(
もちあ
)” の例文
機会を待構えていた実業上の野心は忽ちムクムクと頭を
擡上
(
もちあ
)
げて食指俄に動くの感に堪えなかった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
漸
(
ようや
)
く復活して頭を
擡上
(
もちあ
)
げ掛けると、
忽
(
たちま
)
ち
復
(
ま
)
た地震のためにピシャンコとなってしまったから、文壇の山本伯というは
苔
(
こけ
)
の下の二葉亭も余りありがたくないだろうが、
風丰
(
ふうぼう
)
が何処か
似通
(
にかよ
)
っている。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
語学の研究のため露西亜文学を渉猟し
初
(
だ
)
してから
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にか露国思想の感化を受けると同時に、それまで潜在していた文学的興味、芸術的意識が俄に頭を
擡上
(
もちあ
)
げて来て当初の外交官熱が次第に冷め
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
擡
漢検1級
部首:⼿
17画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“擡”で始まる語句
擡
擡頭