搗摧つきくだ)” の例文
さて權六という米搗こめつきが、東山家に数代伝わるところの重宝じゅうほう白菊の皿を箱ぐるみ搗摧つきくだきながら、自若じじゃくとして居りますから、作左衞門はひどおこりまして、顔の色は変り、唇をぶる/\ふるわし
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)