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揶揄的
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やゆてき
ふりがな文庫
“
揶揄的
(
やゆてき
)” の例文
葉村氏の庸三と葉子に対する態度はいつも
真面目
(
まじめ
)
で自然であった。興味的に掘じくるとか、
揶揄的
(
やゆてき
)
に
皮肉
(
ひに
)
くるとかいう種類ではなかった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
で、
揶揄的
(
やゆてき
)
になろうとする、そういう心持ちを苦心しておさえて、ますます加工的に真面目顔をしたが
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と、八弥は思わず、地へ、首を
竦
(
すく
)
めた。女の手には、十手よりも遥かに短い短銃がつかまれていた。その白い拳の蔭からじっと見すえている眼は、少し笑いをさえ含んで
揶揄的
(
やゆてき
)
に光っていた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
のみならず、その返辞もまた、たぶんに
揶揄的
(
やゆてき
)
な口調であった。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかるに金弥赤面しない、むしろかえって
揶揄的
(
やゆてき
)
になった。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
揶
漢検1級
部首:⼿
12画
揄
漢検1級
部首:⼿
12画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“揶揄”で始まる語句
揶揄
揶揄半分
揶揄係
揶揄面
揶揄気分
揶揄氣味
揶揄調子