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揃衣
ふりがな文庫
“揃衣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そろい
66.7%
そろへ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そろい
(逆引き)
長提灯
(
ながぢょうちん
)
の新しい影で、すっすと、真新しい足袋を照らして、紺地へ朱で、日の出を染めた、
印半纏
(
しるしばんてん
)
の
揃衣
(
そろい
)
を着たのが二十四五人、
前途
(
ゆくて
)
に松原があるように、
背
(
せな
)
のその日の出を揃えて
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この年の夏は陽気がおくれて、六月なかばでも若い衆たちの
中形
(
ちゅうがた
)
のお
揃衣
(
そろい
)
がうすら寒そうにみえた。
宵宮
(
よみや
)
の十四日には夕方から霧のような細かい雨が花笠の上にしとしとと降って来た。
ゆず湯
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
揃衣(そろい)の例文をもっと
(2作品)
見る
そろへ
(逆引き)
赤い
揃衣
(
そろへ
)
を着た十人餘りの若い衆が、振舞酒にほんのり眼元を紅くして、昔し小學校の棟上の時に、棟木を曳いた人々のやうな扮裝で、牛車の綱を手にした。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
揃衣(そろへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
揃
漢検準1級
部首:⼿
12画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“揃”で始まる語句
揃
揃札
“揃衣”のふりがなが多い著者
上司小剣
泉鏡花
岡本綺堂