“掃部介”の読み方と例文
読み方割合
かもんのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文明ぶんめい十七年十二月の大晦日おおみそかに、不意討ちをかけて城をのっとったので、掃部介かもんのすけ殿も討死なさったのであります。
茂庭(掃部介かもんのすけ)信高の一人娘で、年は十八歳になる。——一刻ほどまえ、彼は西秋泰二郎に「稽古を休む」と云ったが、桂はそれを聞いてみまいに来たようであった。
月の松山 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)