挽茶ひきちや)” の例文
主人はそれには何も答へないで、静かに羽箒はばうきを取つてそこらに飛び散つた挽茶ひきちやの細かい粉を払つてゐました。
利休と遠州 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)