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振錘
ふりがな文庫
“振錘”の読み方と例文
読み方
割合
ふりこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりこ
(逆引き)
実に、大鐘の
振錘
(
ふりこ
)
を挾んで、導体と置洋燈上の間を連らねた線が、姉さんの脳髄から跳ね出した火花なのでした。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかし、上方に隠れている小鐘には無論影響ありませんが、大鐘は後で綱を戻しても、重たい
振錘
(
ふりこ
)
が一方の壁に密着しているので、当然重心の偏しただけ傾かねばなりません。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
また、内部の
振錘
(
ふりこ
)
を手で動かしたにしたところで、音だけは妙に詰ったような鳴り方をしますが、
肝腎
(
かんじん
)
の鐘が動かないのですから、振動を上の小鐘に伝えることが出来ないのです。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
振錘(ふりこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
錘
漢検準1級
部首:⾦
16画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳