“振笛”の読み方と例文
読み方割合
しんてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東山少尉は、振笛しんてきを吹いて、残りすくない部下を、非常召集した。だが、敵は多勢たぜいで、服装に似ず、戦闘力は強かった。局舎守備隊も苦戦と見えて、連絡は、どう頑張っても、とれなかった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
振笛しんてきが、けたたましく鳴り響いた。毒瓦斯が、また、やってきたらしい。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)