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挨拶振
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あいさつぶ
ふりがな文庫
“
挨拶振
(
あいさつぶ
)” の例文
けれども、その
挨拶振
(
あいさつぶ
)
りは義理か、通り一遍のものだった。どの店の人間も彼の
当身
(
あてみ
)
の多い講釈には参らされていた。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
一別
(
いちべつ
)
以来の
挨拶振
(
あいさつぶ
)
りも、前年の悪感情を抱きたる様子なく、今度
浅草鳥越
(
あさくさとりごえ
)
において興業することに決し、御覧の如く一座の者と共に広告に
奔走
(
ほんそう
)
せるなり
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
「ああ、そうですか、
私
(
わたし
)
が白井道也で……」とつくろった
景色
(
けしき
)
もなく云う。高柳君にはこの
挨拶振
(
あいさつぶ
)
りが気に入った。両人はしばらくの間黙って控えている。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
挨
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
拶
常用漢字
中学
部首:⼿
9画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“挨拶”で始まる語句
挨拶
挨拶人
挨拶代
挨拶声
挨拶旁〻