“一別”の読み方と例文
読み方割合
いちべつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一別以来の挨拶振りも、前年の悪感情を抱きたる様子なく、今度浅草鳥越において興業することに決し、御覧の如く一座の者と共に広告に奔走せるなり
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
一別以来、さて余りにもお久しい。やがて四十年ぶり、初めてのあなたに、……ただ心ばかり、手づくりの手遊品を、七つ八つごろのお友だち、子供にかえった心持で持参しました。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ヘイいらっしやいます、あの書生さんでしょう」との山の神の挨拶。声を聞きつけてミシミシと二階を下りてきて「ヤア」と現われたのが、一別以来三年会わなんだ桂正作である。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)