持金もちがね)” の例文
「赤壁八十馬やそまといって、おれはこいつにだまされて、持金もちがねを巻き上げられたことがある。生き馬の眼を抜くようなあの八十馬が、どうしてこんなところにへたばっていたのだろうか」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)