“投夷書”の読み方と例文
読み方割合
とういしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねて起草しておいた投夷書とういしょを手渡す機会もと駆け付けたが、彼らはすでに船へ去って、メリケン人を見た村人たちのかまびすしい噂をきいただけだった。
船医の立場 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
二十四日の朝、二人は下田の郊外を歩いている夷人いじんを追いかけて、かねしたためていた投夷書とういしょを渡した。
船医の立場 (新字新仮名) / 菊池寛(著)