打消けし)” の例文
『まさか』と自分おれ打消けして見たが『しかし都は各種の人が流れ流れて集まって来る底のない大沼である。彼人あれだってどんな具合でここへ漂ってまいものでもない、』
まぼろし (新字新仮名) / 国木田独歩(著)