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打挫
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うちくじ
ふりがな文庫
“
打挫
(
うちくじ
)” の例文
じっと、耐えて、その苦しさ、悲しさを凝視めてみるのじゃ。それに、巻き込まれず、
打挫
(
うちくじ
)
かれずに、正面から引組んで味わってみるのじゃ。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
貧乏——そういったあらゆる
惨
(
みじ
)
めな気持のものに
打挫
(
うちくじ
)
かれたような生活を送っていたのだったが、それにしても、実際の牢獄生活と較べてどれほど幸福な、自由な
死児を産む
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
その
打挫
(
うちくじ
)
けた横顔を見ているうちに、伸子は、母が哀れになって来た。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
飛びかかるように身体を突き出すかと思うと、
打挫
(
うちくじ
)
かれたように、胸を、臂を引いて、その度に歯を剥き出した。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
挫
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀