“手無”の読み方と例文
読み方割合
てなし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後で聞くと此の下は實川みかはの少將の臣猫彦五郎(宛字)といふ者が墜落したといふ手無てなし淵に相當する。私達は林道の有難さを思つて一時間足らず遊んだ後に雨の中を再び小屋に歸つた。
黒岩山を探る (旧字旧仮名) / 沼井鉄太郎(著)